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発生レンシュウ

アメンボ赤いなベルリンの赤い雨
赤いアメンボ見たことねぇよ。こんぱんわ。

大阪から帰ってきました。
35度の中うろうろするのはかかなり苦痛でしたが。
今回はほとんど食べ歩きだったなぁ。
韓国人と思われる外国人に道を尋ねられたり。
『アリガトゴザイマス』と『スイマセン』しか日本語しゃべれないのによくこんな所まで来ようと思うもんだ。
英語は使ってたけど、残念ながらどちらも分からんかったが。
まあ道を教えたのは大阪めぐりの相方なのでアレでしたが。
こんなよくあるシチュエーションに引っかかるとは。
地元の友人と大阪の友人と地元に帰ってきた友人と同時にカラオケに誘われてしまったが、面倒なのでそのまま大阪選んでしまった。他の2人スマン。
とりあえず疲れた・・・明後日から仕事なので、明日はゆるりと体を休めよう。
・・・いやや!仕事いややー!いきとうない!わしゃあいきとうなーい!!
はー。

人に対する評価って言うのは、とりあえず自分は自分が相手に思っているのと同等の評価くらい、と思っています。
まま、時折そこらへんの温度の違いが面倒くさくなる事もあったりしますが、基本俺はそう考えています。
まあ、顔見知り程度ならともかく、そこそこ付き合いのある人ならば、ほぼこの定義で俺からの評価ってのを計ってもらえるといいかと。
まあ俺が相手方の言動やら行動から察して評価を決めているのかもしれないが、そうお互いの評価ってのに大きな開きはないと思うんだ。
ポジティブな意味もネガティブな意味も含みつつ。
気を使ってくれてる方はこっちも使ってます。心中なめてるヤツは俺も実はなめてます。
いや特にどうという事もなく、ふと考えたら恐らくそうなのだろうなと思いついたものだから。
ちなみに縁が遠くなるほど、差異が出てくる感じかな。

火曜の深夜に変わるわよ! 特撮テレビシリーズとして復活!! 『キューティーハニー THE LIVE』
井上脚本か。それで村上幸平が起用されてるのかな?ふせえり出るんだ。
とりあえず今回こそは、なっちゃんはハニーかばって黒焦げになって頭潰されて欲しいな。

WF ドラグナーリフター装備の衝撃!
うお、いいわねバリグナー。

熱血最強ゴウザウラー/個人的名場面
ゴウザウラー 発進・合体・必殺技
ロボットアニメで一番好きだゴウザウラー・・・ゴッドライジンオーやグレートガンバルガーの倍近い全長があるのに、後半強化合体してからの苦戦ぷりが素晴らしい。
いつかギルターボのいい感じの立体物が出ないか期待してるんだが、無理かしら。
オシエテクレナカジマココロトハナンナノダ!

↓オリジナル小説・ボウズマン10話の1



ご隠居と孫ども』
 ずだん。
 小気味良い音がして、ライクの体が同乗の床に叩きつけられた。
「いっ、いっつ・・・!」
 ライクは肩を抑えるとうめいた。
「こらこら、ちゃんと受け身を取らんかい。怪我をするぞ」
 柔道着を着たご隠居がにっと笑った。
 トッシュがご隠居に自分たちがコロニードームから追われた一部始終を説明した。
 ご隠居はそれを踏まえた上で、トッシュ達をかくまってくれる事となった。それから二週間ほど厄介になっている。
 今は道場で柔道の相手をさせられているのだ。
「次!」
「は、はい!」
 ビブリーは立ち上がると、ご隠居に掴みかかりに行った。
「・・・暑苦しいコトしてんな」
 道場の外を通りかかったサエジマが正座しているトッシュに窓越しに話し掛けた。
「へへー、お前もやる?」
「ごめんだね」
 サエジマは即答した。
「お前は何やってんの?」
「ボウズマンの整備だ。見かけに寄らずすごい設備だぞここ。十分なチェックも出来そうだ」
 ズダンと先ほどより大きな音がして、ビブリーが地面に叩きつけられているのが見えた。
「あとでこっち来てくれ、操作系のチェックがしたい」
「わかった、後でな・・・行くぜご隠居ぉ!」
 トッシュは肩を回してご隠居の前に立ちはだかった。

 テグスは資料室で20数年前のセルロイドの資料に目を通していた。
 ボウズマンに関する資料を探しているのだが、似たような同系機は見つかるものの、テグスの満足する情報はえられずにいた。
(・・・やはり完全な試作機だったか)
 とはいえ、同系機のデータを見ても、これといって特徴のない機体だと言うことだけ伝わって来る。
(機体本体の機能が必要ではないのか)
 テグスは持ち出した資料を元の棚に戻すと資料室を後にした。
 自販機にカードを入れるとスイッチに光が走る。
 コーヒーを選ぼうとしたテグスの後ろから腕が伸びてきて、その横の青汁のスイッチを押した。
「アリスタ支部を任されている代表伝道師(ブラザー)のエイブス・アークニルが失脚したらしいぞ」
 その手の主が言葉を発した。
 振り返ると、テグスの先輩軍人であるゲスナ・カングリーが立っていた。
 ゲスナはテグスより2歳上の長身の大尉である。階級はテグスと同じだ。
「失脚・・・?」
「スキン・ヘッド奪還に独断で戦艦とテンプルズの機体を持ち出した挙句の失敗。量産型セルも三機おとされたらしい。手柄急いで散々だな」
 ゲスナは嘲笑するように言った。
「・・・スキン・ヘッドは?」
「ドームから逃げ出して、現在捜索中らしい」 
 その言葉にテグスはほっとする。
「テンプルズの機体まで持ち出して失敗したんだ。お前たちが奪還できなかったはずだ、というところかな」
「嫌味を言いにこられた?」
「まさかな。貴様のお目付け役を命ぜられた。あの女の変わりだな。
 ついでに貴様がよけいな事をせんようにと見張れとも言われている」
「それを真正面から言われるか」
「そう言う男だってのは、知っていると思ったが?」
 そう言ったゲスナの言葉にテグスは噴出すと、二人は握手をした。

 昼食。湿布だらけのライクは出されたナスの漬物を眺めて唸っていた。
「・・・これはぜってぇ食いモンじゃないって・・・コエダメの臭いがするぜ」
「食事中の表現は考えろ」
 と、横にいるサエジマはポリポリと難なく口に入れている。
「うええええ」
「うるさいな、そんなにイヤなら残せよ」
 ライクはちらりとご隠居の表情を見ると、そのシワだらけの顔が「食え」と述べていた。
「何だよ、じゃあ俺にくれよ」
 とサエジマとは逆の横に座っているトッシュがハシを伸ばしてライクの漬物をすばやき抜き取り、自分の茶碗の上にのせた。
「これ、甘やかしはいかんぞトッシュ」
「いいじゃねぇかご隠居。今まで食わなくても生きていけたんだからよ。それにこいつが残し、俺の量が増える」
 と漬物を口に運ぶ。
「美味いと思って食ってくれるやつに食われた方が、みょう、なんとか、アレだ」
「冥利に尽きるだな。無理に難しい言葉使うな」
 サエジマがフォロー。
 そして黙っているビブリーは黙ってメシに食らいついている。
「ふふふ、面白いのお前達は」
 ご隠居は愉快そうに笑うと、茶碗を置き、正座した。
「どうじゃお前ら、ワシの・・・養子になるつもりはないか?」
 ご隠居の言葉に、4人の箸の音が止まった。
「へっ?」
「ワシの孫になってここで暮らさんかと言っておる」
 4人は顔を見合わせる。
「養子だと子供になるんじゃないの?」
「そんな揚げ足はとらんでいい」
 ライクの意見をピシリと返す。
「億万長者の孫か。悪くないかもなぁ」
 トッシュはビブリーに意見を求める。
「・・・でも僕達ちゃんと両親もいるし・・・」
「帰れる身分ではなくなったのであろう?
 何、別に縛りつけようと言っているわけではない。時期がくればここから出て行くもいい。
 単に証が欲しいだけだ。それに財産も残してやれる」
 ご隠居は優しげに笑みを浮かべた。

つづく。
by ookami102 | 2007-08-16 00:02 | Comments(0)