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ジョーダンズ

本気とかけましてー・・・
下段回し蹴りととく。
その心は冗談じゃない!
冗談じゃない・・・冗談じゃないぞ!
ちっくしょう。ちっくしぉぉぉうっ!!
こんばんわ。

今日は花火大会でした。
しかしドンドンという音を聞きながらゲーム。すばらしい。
花火に興味がなくなって久しいのう。
死ぬほど混むんだ電車が。


カレーうどん缶に感動した!
うまそうだ。
関西人はカレーうどん大好き。
送ってくれ!


↓オリジナル小説・ボウズマン7話




『脱出』
 テグスは、あいている病室のドアをコンコンとノックする。
「入るぞ?」
「吹き抜けてんのに律儀だねあんたは」
 ベットで仰向けになりながら雑誌を見ていたネヒーテは、上体を起こした。
「足の骨と、あと筋肉が断裂してるんだとさ。全治一ヶ月だと」
 ネヒーテは吊るされている足を指差して言った。
「・・・中佐に呼ばれた」
 テグスは病室に置かれている見舞い人用の椅子を引っ張り出して腰掛けた。
「ほお、降格かい?情けない結果だったからね。不意打ちとはいえ子供にいいようにされるとは」
「お前はまだいい。俺は正面でやりやって出し抜かれた」
 テグスは眉間にしわを寄せながら言った。
「・・・今回は極秘任務ゆえ、処分はなしだそうだ」
「へえ、あんたのお父様のお力かい?」
 テグスの父親は軍の提督クラスで、彼は七光りとして思われている。
「そう言う感じではなかったな。今朝のクリスタの声名を見る限り、極秘で行動するのは諦めたようだが・・・」
 方法を変えるにしても早すぎるという疑問もテグスにはあったが。
「恐らくだけど、今回のアレは中佐の独断だね」
「何故そう思う?」
 ネヒーテは再びベットに上体を下ろす。
「スキン・ヘッドがどういったものかは知らないが・・・中佐は先に手に入れて、上部か、クリスタかに手柄を見せたかったのさ。出世したいってところかね」
「なるほど、だから極秘回収か」
「僅差で情報をしいれて抜け駆けしたものの・・・私らがまんまと失敗。内心フットーしてるだろうね中佐は」
 とネヒーテは嬉しそうに笑った。
「付き合わされた方はたまったものではないな・・・」
「はっ、私らにしたって成功してればボーナスくらいは出たかもよ?」
 ネヒーテの言葉にテグスはしばし沈黙すると、吊られているネヒーテの足を見つめた。
「・・・とんだボーナスだったな」
「休暇はたっぷり貰えたぞ?」
 テグスは答えずに椅子から腰をあげて立ち上がった。
「お帰りかい?」
「今回のこと、多少気になる。クリスタがらみなのもな・・・汚名の返上もせねばならん」
「ふっ、お忙しいね。ま、わたしゃベットの上で応援してるよ」
とネヒーテは軽く手をひらひらさせた。

 秘密基地全体を強い風が襲う。
 キイーンというブースターの音とともに空中に浮かんで止まっているボウズマンからトッシュが顔を出した。
「いいかー!30分したらクルーザー発進させるんだぞ!」
 下にいるライクとビブリーに聞こえるように叫んだ。
「おーう!待ってるからなー!!」
 ライクが両手を振って叫び返した。
 トッシュはそれに笑顔を作るとハッチを閉めて、ボウズマンを発進させた。
「おし、ビブリー、行こうぜ!」
「うん」
 それを見送ったライクとビブリーは、ビブリーの家に向かって走りだした。
 突如、街の上を飛行する巨大なセルロイドに街の人間は空を見上げた。
「ひっほーい!目立ってる目立ってる!しかしサエジマよ、いちいち街の中を通る必要があんのかよ?」
「ある。こっちに目を引き付けるんだ。騒ぎを聞きつけて、外で見張ってるだろうクリスタの連中が出てくるはずだ」
「りょかーい!」

「急げよビブリー、時間過ぎちまうぞ!」
「はっはっ、ま、まってよライク・・・」
 結構な荷物を背負っているのに軽快なライクとは対照的に、ビブリーは息も絶え絶えだ。
 しばらく走っていくと、横からファニーが自転車で走ってきた。
「ね、何してるのあんた達! ボウズマンが街中を飛び回ってたわよ、大騒ぎなんだから!」
 ライクの横に並ぶとそう言った。
「お、あいつらやってるな。俺ら、これから出るからよ」
「うそ、もう!?あなた達行かないって言ってたじゃない」
 その言葉にライクはニヤリと笑う。
「俺はロックだからよ」
 と、親指を上げた。
「ばっかじゃない!?信じられない!ビブリーまで?」
「ボクは、はっ、はっ・・・ロックじゃ、ない、けどね」
 苦しそうなビブリーの答えにファニーはため息をついた。
「・・・これでお別れになっちゃうかもしれないんだよ?ライクのママだって!」
「ママには、ちゃんとお別れしてきた」
 その答えにファニーは黙ると、自転車から降りた。
「私はダメだわ、そこまで出来ない。とりあえず、この自転車使って」
「サンキュ、ファニー。おい、ビブリー、こげ、後ろに乗るから」
「ええ、ボクが?」
「ウエイト考えろ」
 ファニーの自転車に2人と大きな荷物。自転車はかなり辛そうだ。
「じゃ、ファニー、またな」
「う、うん、きっとよ。帰ってくるのよ」
「ああ」
 ライクは笑顔で答えると、自転車を発進させた。

 ボウズマンは宇宙空間に出た。
 瞬間体が軽くなり、すぐに自動重力装置が働いた。
「・・・さて」
 辺りを見回すと、一隻の戦艦が待ち受けているのが見えた。
 そして、三機ほどのセルが周りを固めている。
「相手はこちらを破壊できない。適当にかく乱するんだ」
「あいさー、んっ・・・もう一機出てきたぞ?」
 戦艦の中から、もう一機、セルロイドが姿を現した。
「・・・なんか、特別って感じだな」
「知ってるぞ・・・アレ、アレはテンプルズの特機だ・・・やばいぞトッシュ、あいつは・・・」
 4機のセルロイドが動き出し、トッシュは警戒に入った。

つづく。
 
   
by ookami102 | 2007-08-08 00:00 | Comments(0)