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ダダッダー!

きかん坊とかけましてー・・・
第一回M78星雲ねんど細工宇宙一決定戦・宇宙人部門ととく。
その心は・・・ダダをこねる。
第一回M78星雲ねんど細工宇宙一決定戦・宇宙人部門はちょっとアレだな。
こんばんわ。

ああっ、帰って来てゲームやってたら何も書く事がなくなるじゃないか。
くそう、オーダインがつええ。素敵なオーダイン☆
古本屋で暗黒皇子ダーク山田を見つけたので買う。
ああそれくらいしか語るべく事がない。
今日という日よさらばいばい。元気に・・・さらばい。

BB戦士スターゲイザーガンダム
貴殿の姿に今は亡き初代大将軍の面影を見た!
・・・腰周りがイマイチか。

ファイナルダンクーガ(ギガブレイン)
前でたダンクーガに+ブラックウイングか・・・
これプロポーションはいいんだけど顔が潰れててなぁ。改善されてたら欲しかったかも。

↓オリジナル小説・ボウズマン6話の2





 クリスタはどのコロニードームで等の場所を指定していないせいか、ドームの住人たちは自分たちには関係ないこととして、ニュースを気にしていなかった。
 相手は本当にボウズマンと接触した人間に報せるためだけに、大掛かりな報道をした。
 そんな事をやってのけられるという威圧を与えるためであろう。
「よし、こんなモンかな・・・」
 トッシュは自室で荷物をカバンに詰めていた。衣服に食料、その他余計なものも詰め込んで、カバンはパンパンだ。
「・・・こいつは、さすがに邪魔になるな」
 と、名残惜しそうに自分のエレキギターをベッドに置いた。
「トーシュ、ゴハンよ、おりてらっしゃい!」
 下から母親の声が響いた。
「・・・うるさいババアだったけど、聞き納めかな」
 トッシュはそう言ってニヤリと口元をゆがめると、いつも家を抜け出している窓からロープをつたって降りて行った。
 あたりは夜だ。夜の時間帯だ。
「そうだ、一応、ライクの顔を最後に覗いていくか『悪いな、バンド組めなくなっちまって』なんつってな」
 へへへとひとり笑いをすると、近くにあるライクの家に向かう。

「だからどう言うことなの?説明してちょうだい!」
 ライクの家から、女性の声が響いた。トッシュも聞きなじみのあるライクの母親のものだ。
「だ、だからさ、ママ・・・ダチの、その・・・男としてやんなきゃならない事が出来たんだ・・・」
 そしてライクの声が次に聞こえて来た。
 トッシュはそっと窓から覗くと、大きな荷物を背負ったライクが母親と口論していた。
「だから説明してちょうだいと言っているの。無断外泊してドロだらけで帰って来たと思ったら、大きな荷物抱えてこんな夜中に出て行くなんて・・・」
「・・・説明すると長くなるし・・・ママに迷惑だってかかるんだ」
「自分の子供の迷惑なら、喜んで受けます!」
 こんな会話をしているが、ライクとこの母親に血のつながりはない。
 ライクが五歳のころに父親が再婚したのがこの母親だ。しかしこの親子の会話は、血のつながりのあるモノとかわりがない。
「さあ、お話なさいな」
 諭すように優しい声で言う母親に、ライクは少し下を向いた。
「ライク、何があったの?ママに言えない事なの?」
「・・・・・・」
 ライクは黙ってしまう。
「・・・ねぇ」
 ライクは突然顔を上げると、母親に抱きついた。
「ごめん、ごめんよママ・・・愛してるよ」
 そう言って、走って家を出た。母親の名を呼ぶ声が響くが、ライクは振り返らずに走っていった。
「・・・よっ、ファンキー?」
 とぼとぼと歩いているライクの前に待っていたトッシュが話し掛ける。
 顔を上げたライクは弱々しく微笑む。
「ファンキー」
 そして応えた。
「・・・へへへ、ロックだなライク」
「へへ・・・ギターは持ってこれなかったけどな」
 2人は顔を合わせて笑うと、二人でエアギターを開始した。
「俺とお前が揃ってりゃ、いつでもロックだぜ」
「へ、あーりがたいお言葉」
 トッシュとライクは肩を組むと、歩き出した。

 秘密基地につくと、サエジマとビブリーが先に来ていた。
「なんだよ、結局来ちまったのか?」
 トッシュが嬉しそうにビブリーに言った。
「父さんに話したら、行けって言われたんだ」
「ビブリーのオヤジさんがスペースクルーザーを用意してくれたらしい」
 サエジマは荷物を降ろす。
「ありがたい。こいつで宇宙飛行は正直辛いしな」
 と、腰をおろした。
「で、どうすんだよ?」
 いつの間にか、誰かが質問して、サエジマが今後の計画を提示する形が出来上がっている。
「恐らく、このドームは監視されてるだろうな。
だからボウズマンでかく乱して、その隙を縫ってクルーザーで抜ける。
相手にボウズマンは、このコロニードームからいなくなったと伝える意味もある」
 サエジマは帽子をくいっとあげると話を続ける。
「かく乱とはいえ、多分数機の軍機を相手にするだろうな。だからこの中で一番うまい奴が操縦する」
「俺か」
 自覚があるのか、トッシュが自分を指差した。
 サエジマはコクンと首を縦に振る。
「シューターは俺がやる。残りの2人は合図とともに指定の方向に発進してくれ」
 ライクとビブリーが黙って首を縦に振った。
「へへへ、実戦か・・・武者震いだぜ」
 トッシュが腕をぶんぶんと回し、やる気をアピールする。
「だーいじょうぶよ、何せトッシュはエクセレントだからな」
 ライクがトッシュの肩に肘を置いて言った。
「エクセレント?」
「ゲームの難易度さ。ハード→ベリーハード→エクストラ→アメイジング→アルティメット・・・もうみっつくらい挟んでエクセレント」
 指折り数えながらライクが答える。
「・・・それだけ種類があると逆に不安になるな」
続く。
 
   

 
by ookami102 | 2007-08-07 00:08 | Comments(0)