前人未踏

ゼンジー未糖
甘くないヨ、ワタシ甘くないアルよ。
知ってるかゼンジー北京
こんばんわ。

土日だー!お休みだー!
ちっくしょう思い切り怠惰に過ごしてやる。ミスタータイダーと呼ばれてやる。
そして帝王タイダルとして世界を怠惰で征服してやる。
帝王タイダルの野望!

貴公子ジュニア
80年代メタルのようないでたちにオカマ口調。
毎回雑魚引き連れて歌ったり踊ったり。何より遠藤憲一。
すばらしい敵でした。戦隊ではシルバとタメ張るくらい好きだな。
いいよね遠藤憲一。

銀河戦国群雄説ライ
疾風!アイアンリーガー
超力戦隊オーレンジャー
速水けんたろうお兄さんはいい声だよねぇ。


↓オリジナル小説・ボウズマン5話の2。




「・・・つまり、ボウズマンのフレームは、元々ダメなところは切り離して、同種の機体のパーツを流用するように作られているわけだ」
 サエジマは説明用に、紙に簡単な絵を描いて全員に説明をはじめた。
「このフレームはその後、正式採用されている」
「つまり・・・」
「今出回ってる機体のパーツはほとんど使えるって事だ。それでだ」
 サエジマはロボットの全体絵にペンを走らせ、体と手足を切り離すように、Uの字を引いた。
「メインコクピットと頭部以外は全部交換する」
「え、それで大丈夫なのか?」
 トッシュの疑問にサエジマはペンをくるりと回す。
「問題ない。元々このフレームは、戦場で手早く壊れた部分を交換するための機能だ。武装もそのまま、強度も機動性もそのままアップだ」
 と、ピシリとペンをトッシュに向けた。
「あとはコクピット周りの計器をあっちのいい奴と交換する。これもまあ、配線を外して入れ替える程度のもんだ」
「いいけど、ボウズマンの両腕は動かないんだよね?という事は、思っているより手間がかかるけど・・・」
 ビブリーがおずおずと手を上げて発言した。
「俺もそれは考えた。それはボウズマンのシステムをコードで連結すれば、あっちの機体を動かすことも出来るらしい」
 つまり、まずあちらの機体がボウズマンの腕を外し片腕をつける。そしてボウズマンが両手を揃えて、そのまま、足を履き替えるという簡単なものだ。
「・・・なんて言うか、サエジマ君がこんなに饒舌だったなんて知らなかったわ」
 黙って様子を見ていたファニーが口を開いた。
「・・・よけいな事は口にしないタチなんだ」
「気を悪くしないでね、ちょっと意外だったから、ね」
 と、ファニーはうふふと笑った。
 サエジマはしばしやりにくそうだったが、話を進めた。
 そしてトッシュとライクのおばか2人組は話しについていけないで珍しくおとなしいのである。

「こっち?」
『違う、そのもう二つ横だ』
 ライクはボウズマンのコクピットで、連結用のコードの連結作業をしていた。
 ロボット本人が指示してくれるので、ライクでも間違いなく作業が出来る。
「これで全部?」
『ああ、あとはクノウヘンのコクピットに連結してくれ』
 ライクはコクピットから顔を出すと、クノウヘンのコクピットにいるトッシュに手を振った。
「おーい、投げるぞー!」
「しゃー!こーい!」
 一応声の届く距離ではあるが、ボウズマンのコクピットはかがんでいるとはいえ地上10メートル近くある。
「せーい!」
 ライクは力いっぱいコードを投げるが、トッシュのところまではまったく届かず、地上に落ちていった。
「ばっか、気合みせろ気合ー」
「よし、次見てろつぎー!」
 ライクはコードを引き上げつつ叫ぶ。
「ライク、僕が投げるよ」
 ビブリーが下から上がってくると、ライクと代わった。
「一本ずついけばいいんだよ、よっ!」
「とと、ナイス、ビブリー!」
 トッシュはそれを受け取ると、中のサエジマに手渡した。
「順序があるんだ、指示するコードを渡せ」
 と、サエジマが訝しげにコードを受け取った。

 作業は完了。これによりボウズマンの能力は飛躍的に上がった。
「気分はどうだい、ボウズマン?」
『若返った気分だ』
 ボウズマンの答えに、トッシュは横にいたライクと手を叩いた。
『ありがとう、私は君たちに友情を感じずにはいられない』
「当たり前だろ、ダチコウなんだからよ。存分に感じろよ」
 トッシュの言葉に周りの四人も微笑みをボウズマンに向けた。
「・・・ともあれ、ヒト段落はついた・・・今日は布団でゆっくり寝たいな」
 ややあって、サエジマが口を開いた。
「そうだね、ぼくもお風呂にゆっくりつかりたいや」
 と、ビブリーが続く。
「・・・俺は出来れば帰りたくないな」
 その中、ひとりライクが疲れた声を出した。
「何だよライク、どした?」
「無断外泊にこの格好・・・」
 ライクは汗やドロ、油にまみれた自分の姿を軽く見回す。
「ママになんて言い訳すりゃいいんだ」
 と、情けない声で言った。
 秘密基地に、4人と一体のロボットの笑い声が響いた。

つづく。
 
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by ookami102 | 2007-08-04 00:19 | Comments(0)