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母さんがー

夜なべをして手袋案でくれたー。
「はい、手袋作成計画案」
緻密だよマーマ。
こんばんわ。


夏バテまっさかり。力が出ない。
顔が濡れて力が出ない(汗で)
こんなメールが来てました。

『こんにちは、三月と申します。
突然のメールでごめんなさい。
一度メールしたと思うんですが…覚えてませんか?
こんな感じです。
前の主人と4年前に離婚してから仕事ばかりの生活をしているんです。
そんな生活ばかりしているから本当に寂しくて…。
よかったらお話相手になってもらえませんか?
簡単な自己紹介をしますね。
三月31歳、事務の仕事をしてます。
仕事は順調なのですが一人の時間が多くて困ってます(>_<)
それで新しい出会いを探してます。
まずは一緒に映画とか食事に行ってみたいですね。
それでお互い相性いいかもって感じたら継続したいと考えています。
お支払いは私が持ちますので安心して下さい(^^)b
なのでもしお時間があったら一度お返事お願いします。
待ってますね。』

『わたしの名前はは長澤ゆうなといいます。
全くの初めてで突然のメールになるので
なんて書いていいか分からなくてアセっています。
もしこのメールが届いてしまって、
迷惑だったら(普通は迷惑ですよね)ごめんなさい
スルーしてください。
私も、こういうやり方は迷ったんですけど、
これで知らない人と知合いになれたら楽しいかなあと思って
yahooから勘を頼りにメールしてみました(笑)
手紙をビン入れて海に投げる感じで。
なんか変な感じかもしれないですけど、
ここまで読んでくれて、私がどんな人間なのかとか
興味を持ってもらえたら
一つの経験としてというか、話のネタにでもいいんで
メールをしてみてくれませんか?』


長澤ゆうなに、三月さんですって。
ヤフーメールはこゆの多いなあ。
このテのメールも色々センスが窺い知れて面白かったり。
なんかいい感じのシモネタギャグは言ってる奴もあれば、アドレスドだけパターンとか。
毎日メールくれるのは業者さんだけじゃのう(涙)


↓オリジナル小説・ボウズマン2話後編。





 トッシュとライクは秘密基地から抜けると、ハイスクールに戻って来た。
「げっ、サエジマに教えるのかよ」
「仕方ないべ、キカイに詳しい知り合いなんて他に思いつかねぇモンよ」
 サエジマとはトッシュ達のクラスメイトでジパングドームから引っ越してきた黄色人種系コロニー人民で、いつもブツブツと呟き1人でパソコンをいじっている。
 黄色人種特有のぬめっとした顔立ちとあいまって気味悪がられている。
「サエジマー」
「…お金は持ってないよ」
「誰と間違ってんだよ」
 サエジマはメガネを光らせるとキーボードに走る指を止めた。
「じゃあ話し掛けないでくれないか」
「こいつ…」
 イラっとしたライクをトッシュが止める。
「まあまあ、サエジマよ、お前、セルロイドとか興味あるんだよなぁ」
 セルロイドという単語にサエジマがピクリと反応した。
「本物、見たくないか?」

 サエジマはついて来た。歩幅はあわせずにトッシュ達の後ろから一定の間隔を保ってついてくる。
「おい、やっぱあいつ気味悪いよ」
 ライクが小声でトッシュに言った。
「まーまー、協力してくれるつってんだからよ。お前に仲良くしろとは言わねぇからよ」
 ジパングびいきのトッシュは黄色人種というだけで友好的なのだ。
 サエジマは、ボウズマンを目の当たりにすると、いつもの陰気で虚ろな瞳が大きく開き輝いた。
「お、こ、コレは…旧世紀タイプのセルじゃないか、し、知らないぞこんな型…」
ぶつぶつと呟いているサエジマの肩をトッシュはポンと叩く。
「アレが俺らのトモダチ。話聞いてやってくれや」
「話?」
 しゃべり出したボウズマンにサエジマは大層驚いた表情を見せた。
「す、すごい…こんな古い型なのに、こんな高性能な電子頭脳がついてるなんて…しかもずっと放置されていた?そんな…」
『君も、私のダチ公になってくれるのか?』
 下を見てブツブツと呟いていたサエジマは意外なボウズマンの質問に、目を見開いて、やがてこくんと頭を下に振った。
 そしてしばし、トッシュとライクにはわからない会話が二者の間で繰り広げられる。
「あいつ連れてきて正解だったろ?」
「ボウズマンにとってはな。俺、あいつキレーだもん。頭いいからって見下してんだよ俺らンこと」
 ライクは少し不機嫌気味にドリンクを飲み干すと、ポーンと投げた。
「そうかなぁ、ちゃんと付き合うと面白そうなヤツだと思うんだけどなぁ」
 トッシュは熱心にボウズマンの話を聞いているサエジマを遠巻きに眺めながら呟く。
 しばらくしてサエジマと目があい。そしてサエジマがこっちに来た。
「…これだけ必要だ」
 と、トッシュ達にパソコンを見せた。
 そこにはボウズマンが指定したであろう部品類の名前が羅列していた。
「見せられても分かんないからよ。お前が指示してくれよ。俺ら集めてくるからよ」
「…わかった。大概のものはショップに売っているし、代用もかなり聞くんだけど・・・」
 サエジマがパソコン画面を指差す。
「この部品が手に入ったとしてもかなり高価なんだ。学生の手に出るもんじゃない」
「コレがないと何がダメなんだ?」
「右足の駆動系のパーツ。これがないと歩けない」
 トッシュとライクは顔を見合わせる。
「歩けないのはかわいそうだよな」
「だな、何とかならねぇ?」
 その言葉にサエジマはしばし考え込む。
「…隣のクラスのデミトリの家にある農業用のマシンで代用できる」
 サエジマはキカイ系のマニアである為、近辺のメカに関しては調査済みなのだ。
「デミトリってあいつかぁ…あいつなら話してわかるんじゃないかなぁ」
 と、トッシュ。
「知ってんの?」
「あいつはメタルやんだってよ。楽器屋で話した事があるんだけども、なかなかおもしれーヤツだぜ」
  
  
つづく。   
by ookami102 | 2007-07-26 00:04 | Comments(6)
Commented by なつね at 2007-07-26 00:57
ヤフー最近特にひどいよね;
迷惑メールフィルタにかからないで来ちゃうのも多いし。。
必要なメールが迷惑メール扱いになっちゃってたり;;
楽しむ余裕もないよーもう(汗
Commented by lazyman at 2007-07-26 15:35
いや~。
もう楽しむしかないよ、こうなると(苦笑
オークション、落札した時とか注意しないとマズいけども;

いろんな性癖の男を狙ってるのが笑えるw
「老婆と!」とか来た時はさすがに開いてみたよ(爆
Commented by ookami102 at 2007-07-26 19:37
3日ほどほっといたら14件とか着てやんの。
俺の送ったメールがフィルターにかかってて、夏コミ原稿落ちかけたなんて事もあったりで。
ヤフードメインでくるのが多いから受信拒否に回せないのよね。

タイトルも色々面白いよね。
なんか名前で来たり「お久しぶりです」「例の件で・・・」「Fカップ」「人妻です」の一言シリーズがなかなか面白い。
色々考えてやがんなー。
Commented by lazyman at 2007-07-26 19:51
3日で14件?
ぷららは1日で30件は来ますがw
今度ネタにしてみるか…。
タイトルはもとより名前が笑えるのが多い。
Commented by なつね at 2007-07-26 21:10
いや〜〜
タイトルやら内容は笑えたりすることもあるんだが(笑
なんか最近量が笑えなくて(汗
1カ月で3000件近いのよ〜; たっけてー
Commented by ookami102 at 2007-07-26 21:26
うわ、上には上が(汗
1日100件近く?(大汗)
それは笑えんな・・・
インフォシークのメールはそゆの来た事がないんだけど、規制が強いのか、メールが届いてなかったり届かなかったりって事が多かったり。
だからヤフーに変えてみたらこのありさまだわ。

ブログで「今日の迷惑メール」と称して来た面白い業者メールをのっけるのも面白いかもしれないね。
そしてどのキーワードにかかったのか、今日はアクセス数が異常に多い(汗