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エロい

エロい響きのする野菜の名前、というお題で『ズッキーニ』を答えた瞬間にそいつの才能に嫉妬した。
こんばんわ。

新聞の四コマってあるけど、今ってどのくらい新聞があってどれだけの四コマが連載されてるんだろうか。
ちなみに読売はコボちゃんで夕刊には四コマがない。
朝日は朝のは覚えてないが夕刊はしりあがり寿だった。
植田まさしの天才っぷりはすばらしい。毎日毎日面白い。どんな頭の構造をしているのだろうか。
アレってまとめて出してるのか、毎日一つずつ原稿わたしてるんだろうか?
類まれない才能を感じるものの、植田まさしの単行本は何故か絶対に買いたくない気持ちが。
キリがないせいもあるが、他になんか気持ち的な何かが。
ああでも一度もたれるまで植田まさしを読み倒してみたいが、古本屋とかで読んだ事もない。
なんとも恐ろしい植田マジック。


↓石川賢コミックレビュー桃太郎地獄変(2)




石川賢単行本レビュー『桃太郎地獄変』(2)
昨日の続き。
おじさんとおばあさんは桃太郎に金の使い道について相談をはじめます。
豪邸を建てて3人で仲良く暮らそうではないか。
一応桃太郎はあの三匹にも分け前を、と進言するが帰ってきた答えは・・・
爺「畜生でもに宝の価値など分からない。猫に小判というてな、やつらにやってもロクな使い方は出来ん」
婆「キビダンゴを2、3個作ってごまかしてあげます。いざとなれば一服盛って邪魔者は消してあげます」
素晴らしいぞジジイババア。
しかしその様子を屋根に潜んでいた猿が聞いていたのである。
その夜、宝を前に値踏みをしていた爺と婆の後ろの障子に、刀を持った三匹の影が映った。
悲鳴を聞き起きた桃太郎が駆けつけると、そこには首を斬られ胴体を逆さ釣りにされた爺の姿が。
・・・ここまでせんでもいいだろうという事をやるのが石川賢(汗)
お婆さん宝の姿がない。ふと苦しそうなキジの声。
見ると庭で宝を背負い重さで身動きの取れないキジ。桃太郎はキジを首を跳ねた後に滅多切りにした。
冒頭で猿は殺したので、後は犬のみだ。
犬はお婆さんを人質に取っていた。
しかし今の桃太郎に人質など関係ない。助けてくれと懇願するお婆さんを無視して斬りかかる。
宝の上で斬りあい殴りあい、最後は桃太郎の手刀が犬の口の中にめり込み、後頭部へ突き抜けた。
犬の亡骸を殴りつづける桃太郎にお婆さんは恐怖して、宝を持って逃げ出してしまう。
桃「待て・・・何故逃げる?・・・婆さん待て・・・」
婆「ひいー!!」
桃「婆さん・・・ババア待て~!!」
桃太郎に追いかけられたお婆さん、勢いあまり崖から落ち、宝物を民家にばら撒いてしまった。
村人が何だと集まると、そこには宝の山。
拾え拾えと大騒ぎをしていると、獣のような声が響き渡り、桃太郎が走ってきます。
「その宝は俺のものだ!誰も触るな!!」
村人がそれを見て恐れおののきこう言います。
「あわわ・・・あれは、鬼じゃ!!?」
角に牙に鋭い爪。走ってくる桃太郎の姿は鬼そのものであった。
最後に獣の声と村人らしき悲鳴が響き渡り・・・
『その後、その村がどうなったのか、桃太郎がどうなったのか、宝物がどうなったのか・・・誰も知らない・・・』
というナレーションで締めくくられる。
文で見るとそうでもないが、これに石川賢の絵が憑くとまた狂気も凄まじいものになってくる。
ここまでせんでもいい事をやってしまうのが石川賢だ!
この方面で他のおとぎ話も料理して欲しかったが、他のはいかんせん、SFが入っちゃってワケ分からないことに(汗)
他の人には絶対オススメしないが、書きたかったので書いてみた。
ああ麗しき石川賢!ビバダナミップロ!
by ookami102 | 2007-07-03 00:02 | Comments(0)