送り狼の『やぶさかでない。』

ゴーゴー！ロリコン！ゴーゴー！ロリコン！ゴーゴーゴーゴーゴー！ロリィィコオォン！♪
並のロリコン。波野ノリスケ。サーファーか。
毎日毎日大変です。こんばんわ。

劇場版電王にて渡辺裕之が出演。最年長ライダー（51）だそうだ。
この人、牙狼にも出てたしウルトラマンガイアに長官で出てたし。特撮好きな人なのかしら。
ファイトー！イパーツ！
敵が渡辺裕之でヒロインがほしのあきか。
去年の武蔵はそれはもうひど（以下略）
あー、今日は精神的に疲れた･･･時効警察見て寝ようっと。

パチスロ萌えキャラ
熊女将･･･何故熊？（汗
パチンコと言えばおっちゃんの時代は玉を一つずつ入れて打ってたさ。ウソだが。オレのオヤジの世代だヨそりゃあ。！
あんなウルセーとこにはいられねぇぇ！

↓小説・武者アストレイ３６話。絵なし。



第３６話『切り裂き江戸』
　零怒が刀を放つ手を抑えた。
「う、あっ･･･な、にぃ･･･？」
　零怒が動くより早く、空魅帝（からみてぃ）の体を別の刃が貫いたからだ。
「･･･江戸、き、貴様･･･」
「肉親のみっともない姿は、見るに耐えんのでな」
　江戸の刃が後ろから空魅帝の心の臓を貫いていた。
「小心者が魔族に魂など売るからこうなる」
　と、空魅帝の体から刃を抜いた。空魅帝は「ひっ！？」と一声をあげてバタリと地面に倒れこんだ。
「･･･すまんね、馬鹿な兄で」
　江戸はそう零怒に向かって言った。
「助かったが･･･平気で兄弟を殺せるのか、主は？」
「肉親でもクズはクズよ。クズを斬り捨てるのに感傷はいらん･･･あんただって、兄を殺そうとしているのだろう？」
　江戸はニコリと笑った。
「･･･その兄をクズだと思うなら、このまま帰ってほしいところだが？」
「そうだな、別に俺は誤悪留怒も何も関係ないからなぁ」
　江戸は事も無さげに言う。
「しかし、単にあんたの技量には興味がある」
　肩に刺してあるもう一方の剣を抜いて構えた。
「はー、ま、そう上手くもいかんか･･･よかろう、相手をしよう」
　と、刀を抜いて構えた。
「･･･？居合いではないのか？」
「主が相手では抜かせてもらえる自信がないからな、抜き身でつかまつる」
　その応えに江戸は嬉しそうに笑うと、地を蹴った。
「ふん！」
　力任せの長刀が振り下ろされ、零怒はそれを受け止める。
　次の瞬間、もう一刀の長刀が零怒の脇を狙って来るが、零怒はそれを手とうで江戸の腕を叩き、軌道をそらす。
「おおっ！」
　気合を込めて斬りかかった零怒の刀を、江戸が両刀で受け止めると、しばし後ずさった。
「ふふ、強い！強いなあんたぁ！」
　江戸が嬉しげに声をあげた。
「ああ、主もな。正面から切り結んで俺の剣を受け止めるものがいるとは思わなかった」
　零怒もニヤリと笑った。

「どう言うことだコレは･･･」
　騒ぎを聞きつけた武留宇が零怒と江戸の戦いを見てつぶやく。
「何、心配する事はない、今はただの決闘じゃ」
「？」
　風花の言葉の意味は分からないが、武留宇が戦った魔族と同タイプの敵が二体、この場に存在している。
　一体は倒れ、もう一体は目の前で零怒と死闘を繰り広げている。
(･･･やはりまだまだ兄上の足元にも及ばないな)
兄上という言葉には零怒だけではなく、もう１人の兄のことも含まれている。
「！？」
　江戸の片方の剣が折れた。
「勝負ありかな？」
　零怒の言葉に江戸は折れた剣を捨てると、もう一方の剣を構え直した。
「剣が折れた程度で終わらせるには惜しい･･･心配せんで思い切り来い。首や腕くらい飛んだ所で構わぬ」
「主は平気かもしれんがこっちの事も考えてほしいものだ」
　と、言いつつも零怒も嬉しそうだ。
「･･･いい加減にしろ貴様らぁ！」
　突如倒れていた空魅帝が立ち上がると叫ぶ。そして巨大化した。
「戯画不老都(ギガフロート)を墜とす！」
　戯画不老都(ギガフロート)は浮遊島の集合体だ。こんな巨人が暴れれば倒壊してしまう。
「困った兄上だな･･･消滅させてしまうが、構わんな？」
　零怒は江戸に聞くと、江戸は首を縦に振った。
「紅蓮！」
『アイサー！』
　零怒の声に紅蓮が応えると、虚空からパーツが出現して紅蓮を中心に合体し、巨大なからくり戦機に組みあがった。
『つぉぅ！』
　零怒は飛び上がってその、からくり戦機の中心に降り立ち、レバーを握る。
「な、何だコレは･･･！？」
　驚愕する空魅帝を掴まえると、そのまま力任せに戯画不老都の外に放り投げた。

続く