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マッキー

『俺、実は・・・
 スパイ
 だったんだ』
三行スパイ。ちゅっちゅっちゅるる、ちゅるるる♪
コンバインこんばんわ。

わーい、2000ヒットしてるー。半年で2000ちょいか・・・今年中に5000行ったら嬉しいかなー。
腕立て伏せをしたら二の腕が、屈伸したら膝周りが、筋肉痛で大変です。
どれだけ使ってないんだ私は体を。
しかしまあ、腕とか足に筋肉がつきやすい体質なので『なんかやってるの?』とかよく聞かれるんですが、見せ掛けのウドの大木です。
腹はたるんたるんです。
メタボル俺。5人デブ集めてメタボルVを結成したいものだ。

同人の話。
マッキー_f0128873_23272876.jpg

というのに参加させていただきました。
5月20日の例大祭に出陣されるそうです。
恐らくコレで東方の絵は最後の仕事かなぁとか思っていますが。


舞-乙HiMEまどー
ふたりは五柱
ふたりはマイスター Max Heart
五柱戦隊舞乙レンジャー
舞乙-SEED DESTINY
ここらへん恐らく作者が同じだと思うんだけど、編集云々よりもコラ技術がすごい。
4人しかいないはずのところに5人揃ってたり、さりげなく自然に入れられてて困る。
ついでにアーミテージ准将モノ2本。
アーミテージ・インサート
知恵と勇気と力と技と根性だ! ハルカチャン!
准将カッコイイぜ。曲のセンスが素晴らしい。アッセンブル・インサート懐かしい。
一回軽くあしらわれただけの相手をライバルっぽく見せててすごい。
俺の舞-乙HiMEが好きな理由の8割は准将のお人柄だ。
後は呪詛の黒曜石の変形とソレを軽くあしらうミユの圧倒的加減
初めて見たのが22話じゃなかったらここまでハマってはおるまい。
20話入ってからが非常に面白い。20話までは特にどうでもいい。
1話から順に見てたらくじけていただろう事うけあい。
でもなんかようつべとはいえ、まどーを張るのは気が引けるのであんまり多用しないでおこうっと。


↓小説・武者アストレイ35話。絵なし。



第35話『月下の対峙』
月夜の晩。戯画不老都(ギガフロート)では特に月の光が強く感じる。
 今晩の見張り当番である異雷蛇と風花が火をたいて座っている。戯画不老都(ギガフロート)の気温は下界より低いのだ。
「よう、邪魔するよ」
 と、零怒がその2人の間に座った。
「なんじゃ、眠れんのか?」
「ちょいとな」
 零怒は風花に微笑むと、酒をドンと出した。
「1人酒はつまらんでな、しばし付き合えや」
「良かろう。酌は出来んがの」
 風花は六歳である。
「零怒さんよ、刀は新しくなったみたいだが・・・魔族相手に何か対策を持ってるのかい?」
 黙っていた異雷蛇が零怒に尋ねる。
「あいつら斬っても刺しても再生するらしいしよ、俺みたいのはどう戦っていいやら」
「上級の魔族については知らぬが、大概頭か心の臓に核のようなものがある。それを斬ってしまえば消滅はするようだ」
 武留宇を相手にしていた空魅帝(からみてぃ)に関しては完全二等分断して消滅させた。
「俺みたいな、ちまちま攻撃当てる戦い方ではダメって事だな」
「まあ、主には逃げる足がある。相性の合わぬ敵は相手にせん事が一番よ」
 零怒は豪快に笑った。
「まあそういう訳だ」
 そして刀を持って腰をあげた。
「何を言ってるのじゃ?」
 風花が不思議そうに視線を異雷蛇に移すと、異雷蛇が一方を見て固まっている。
「ほう、いきなり標的にバッタリとはな」
 その視線の先には、空魅帝兄弟が立っていた。
「何となくな、今夜辺り来るんじゃあないかと思ってたのさ」
 零怒はゆっくり前に出る。
「ほっ?なんだと、我らが来る事を予想して待ち伏せしていたでも言うのか?」
「そんなところだ」
 零怒の言い方に、空魅帝は何となく見下されている感じがしてギリリと奥歯をかんだ。
「さてー、見得張ってはみたが、さすがに二人を相手にするのは骨が折れる。どうだ?イチイチでやらんか?ああ、自信がないなら別に2人でも構わんがなぁ」
 零怒のコレはあきらかに挑発であったが、プライドの高い空魅帝はそれをまんまとのってきた。
「ふん!元より俺1人で十分よ・・・来るがいい!」
 空魅帝は両肩の長剣を抜くと構えた。
(あーあ、簡単に頭に血をのぼらせちまって・・・まあ、負けるとも思えんが・・・)
後ろで弟の江戸が兄の行動に心中で呟く。
「それでは・・・参る!」
 零怒の声があがった次の瞬間、空魅帝の片腕が吹き飛んだ。
「・・・えっ!?」
「!?」
 空魅帝の2兄弟と、後ろの風花たちもあまりの状況に驚愕の表情を見せた。
「真・菊一文字で放つ居合いの刃は、神速なり」
 零怒はチンと菊一文字をさやに戻した。
「・・・ば、馬鹿な・・・俺の腕が・・・こいつ、こいつは・・・」
 すでに今ので勝てないと悟った空魅帝は、徐々に回復を始めた腕を抑えながらわなわなと震える。
「さて、ここで俺の刀で死ぬか、帰って誤悪留怒に消されるか・・・魔界に帰るもいい。どうするかね?」
「馬鹿にするなぁ!」
 空魅帝はばっと身を翻すと零怒の後ろにいる風花の後ろにつき、剣を風花の喉元に刀を突きつけた。
「風花!」
「動くなぁ!・・・こいつを殺すぞぉ?」
 空魅帝は横にいた異雷蛇を制止すると、零怒に視線を移した。
「刀を放せ、こちらに投げろ・・・へへへ、その刀がなければ」
「断る」
 空魅帝が言葉を言い終わるより先に、零怒がピシリと言い放った。
「なっ!?」
「風花がそれを望まぬだろうからな」
 零怒はそう言うと、刀に手をかける。
「なあ、風花?」
「まー、そんな事もないが。捕まったのはわらわの不備だからのう、仕方あるまい」
 風花の言葉に零怒は嬉しそうに頷く。
「さて、今度は・・・跡形もなく消し飛ばすぞ!」
 零怒はぐっと刀を持つ手に力を込める。
「や、やめろ貴様!この子供ごと俺を吹き飛ばす気か!?」
「だからそうだと言っている」
 零怒はニヤリと微笑み、刀をさやから抜いた。
  
続く

 
by ookami102 | 2007-05-18 00:01 | Comments(0)