カモメはカモメ
ば、馬鹿な・・・貴様はカモメではないというのか!?
ふふふふ、説明するのも面倒だ、てめぇで考えな・・・カモメカモメカチンカチン。
こんばんわ。
ここのサイトさんで落としたカットマンのパラパラアレンジ曲のボーカルが歌声ソフトだとかでビックリした。
Vocaloid MEIKOというので、打ち込むと歌ってくれるらしいぞ。
いや入力でしゃべるソフトとかのダメップリがイメージにあったのでビックリした。
え、ワリに常識?だが俺は知らなかった!
使いこなすのも大変なんだろうケドも、ヘタな人が歌うより上手くなるよなぁ。
今日は絵を描くぞ!線いれて色塗るぞ!
と一大決心したものの、描きたいものがない事に気がつく。
そこでまあ、画像保存フォルダを眺めてなんか描こうと選び選び。
んでまあ、色々巡った結果、スイートミントと悪魔将軍が最終候補に。
最後は脳内ジャンケンで。
という事で魔法のエンジェル・スイートミント。

実は一度も見た事ないというか、存在自体を最近知ったというか。
なんでコレを選んだのかは、数時間前の自分に問うしかないが。
魔法少女モノはスキなんだけど実はそれほど見た事なかったり。ちゃんと見たのはコメットさんくらいか。
ステッキの適当さ加減に涙が出るが、まあいい。色塗るのきらいー!
でも練習しないと不安になる。かといって人の絵は塗りたくない。じゃあ自分で描くしかない(涙)
あーなんか、いざとなるとちゃんと色つける絵は鎧ついてないな(汗
↓オリジナル小説・武者アストレイ19話。絵なし。
第19話『からくり鍛治師の狼(ロウ)』
からくり鍛治師の狼(ロウ)は、旅の鍛治師である。土地から土地に渡り、色々な技術を学んでいるらしい。
噂では別大陸まで足を伸ばしていたりするようだ。
そんな中、狼(ロウ)は叢雲の里に来ていた。目的は叢雲の忍具の技術を学びたいというところからだ。
「断る」
話を聞いた劾は一言そう言った。
「頼むよ、他には絶対漏らさないし・・・単なる探究心なんだよぉ」
ともあれ、劾の答えはかわらず、早々に追い出されてしまった。
「何だよちくしょう。ちょっとくらいいいじゃねぇかぁ」
文句をぶつくさと言いつつ、叢雲の里を歩いていた狼は、赤い忍具をずっと呆と見ている青年が目に入った。その青年も忍者なのだろうが、その忍具はところどころ破損しているようであった。
「よう、兄ちゃん。どうしたんだい?」
どうにもほうっておけなくなって、狼はその青年、異雷蛇に話し掛けた。
「・・・・・・」
「その鎧、大事なものなのかい?」
「・・・友人の・・・死んでしまった友人のだ」
「ふうん」
狼は爬威亞(べいあ)の忍具を興味深めに見回すと、コンコンと、取り出した鍛治の道具でそれを叩いた。
「何をする!?」
「こいつを使って、あんたの鎧を修理しよう」
「なに・・・?」
いきなりの狼の言葉に、異雷蛇は唖然とする。
「あんたはまだ生きてて、そして修理がなん必要だろ?二つで一つになっちまうけど・・・これ使ってた人も、これだけ自分の死を悲しんでくれる友人と一緒に戦えるなら、本望だと思うんだけど。どうだ?」
何かを見透かしたような狼の言葉に、異雷蛇は何かを言おうとしたが、言葉が見つからない。
「・・・頼む」
そして何とか言葉を見つけて、異雷蛇の口から出た言葉はそれであった。
それからしばらくして零怒(れっど)達が叢雲の里に到着した。
「しばらくだな、劾よ。相変わらず老け顔だな」
「ああ、その刀・・・ただ所帯を持って傘張っていたワケではないのだな」
と、刀を抜きそうな二人を止めつつ。
「武留宇には、新しい鎧を用意している」
劾がそう言い、狼に作らせた武留宇用の新鎧を披露した。
それを武留宇が装着する。
「コレは・・・不思議な、五感が研ぎ澄まされるような感覚が・・・」
新しき姿、武留宇・透軽流(ぶるう・すけいる)はセンサー系統に影響しMSの五感が研ぎ澄まされ、また、水中での行動も可能となる。
「他大陸の技術だそうだ。まあ、その為に忍具の秘密が流出してしまったがな」
「なるほどのう。、武留宇・透軽流(ぶるう・すけいる)・・・これからはブルースと呼ぶか」
「やめてくれると助かる」
ともあれ、パワーアップした異雷蛇と武留宇を加え、戯画不老都(ギガフロート)に急ぐ事となった。
続く