人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ロボゲスキー 第34回 『ゼノサーガ』

ロボゲスキー 第34回 『ゼノサーガ』_f0128873_1241923.jpg

PS2でエピソード3まで出たRPG『ゼノサーガ』
当時ムービーゲーなんて合間にムービー垂れ流すゲームが揶揄された単語がありましたが、これまでのムービーゲーなんて相手にならないくらいのムービーゲー。
いつゲーム始まるんだろう。始まってちょっとお使い済ませたらまた長いムービー。
ここまで行ったらたいしたものだと思ってたのが当時のお話。








あの『ゼノギアス』の監督が会社を変えて新しい『ゼノ』を。
なんてのは当時の俺は興味がなく、わりとリアル化方向ばかりだった3Dキャラが2Dチックなモデリングでってのが衝撃的だった。
主役が俺好みのメガネっ子だったせいもあるかもしれないけれど。
落ちてきた90キロを片手で受けとめるカレー忍レードメガネっ子の主任。
最終的にKOS-MOSのデザインしか残らなかったね。と言われるスーパーヒロインKOS-MOSと…
真面目なシーンでパンチラしまくって話が入ってこないでおなじみのMOMOの三人娘でお送りする…
男キャラがアルベドとシタンニーサン以外印象薄いなあ。
ヴォイジャー!(突然叫んでみる)

キャラ造詣の魅力以外に、ゼノギアスの時よりさらに拗らせた感じのSF的世界観。
よくわからない固有名詞をこちらが理解する前にどんどん投入してくるので、途中で考えるのをやめてしまうこの心地よさ。
聖闘士星矢的だよね。多分聖闘士星矢はSF。
まあ説明聞いてもなるわどよくわからんとなるのでどうでもいいとして…
ムービーやキャラの口からは惑星が宇宙がー…な感じですが、いざ自分たちが移動するのは狭苦しいマップばかりなので、イマイチ壮大感を壊してる感じがありいの。
そしてまあゼノギスの時から、そしてゼノサーガが三作終えてもやはりロボット使っての戦闘は余計感が残った。
いやそれがないとロボゲーじゃないんだけれど。それはそれで。

エピソード2ではスタッフが変わり、よく話を知らないスタッフが話を勝手に進めたので今まで布石もこれからの展開も台無しに。
そしてモデリングが気持ち悪くなり、戦闘システムの爽快感(元々そこは薄い上に)がなくなり。ついでに邪神像を生み出した功績が。
と散々でしたが、ロボゲー的には序盤のムービーとバイクで合体のムービーシーンがロボ分的に震えたので個人的にはそれほど嫌いではない。
主任のメガネ取ったのは許せませんが。

エピソード3では元のスタッフがある程度戻ってDS版とか出して軌道修正。出来なくてなんだか苦しい展開のままなんとなくストーリーを〆ることに。
3でロボット戦闘は派手になったのでそこは評価したいところ。
ゲームとしてはより普通に。悪くはないけれどまあという感じで。
普通に感情持ってしゃべったり腹筋の割れないKOS-MOSがこれほど魅力がないとは思わなかった。
主任の服もモデリングも好みではないのでどうでもいいのはいいが、潜入した時に着ていた研究員服がツボったので許す。

そう私は主任派。
でも裏切り者にはチョークだ。

よくわからないが楽しいSFが軌道修正に追われて細かい謎は残したものの、打ち切り的に強引に〆た。
感じなので3作通してアレって思うよりは1作目だけやって謎と複線いっぱい詰めたけど一作で打ち切りなった作品と割り切って楽しむといいかもしれない。
ロボゲスキー 第34回 『ゼノサーガ』_f0128873_1310625.jpg

まあコレに1のムービーが入ってたりするのでこれ見るだけで終わらすのもまあいいかもしれない。ムービーゲーだし。
きっと座ったまま待ってるアンドリュー中佐も救われる。

いやエピソード1がそんなゲーム的に優れているわけではないけれど、手加減なしに複線広げまくってる状態の1だけの方が楽しいSF感は楽しめるので。
アニメにもなったしねえ。


【資料編】
ふっとい攻略本にシナリオ集なんてのが出まくってましたが、一度片っ端から集めてみたら本棚がすごい事になったのでもうガッツリ処分してしまって。
ロボゲスキー 第34回 『ゼノサーガ』_f0128873_1315094.jpg

残してあるのはこれだけ。
用語や世界観の長ったらしい説明からデザインラフまで、大体コレだけでいいというか。
2や3の資料はないけれど、まあなかった事にして。
ロボゲスキー 第34回 『ゼノサーガ』_f0128873_13161372.jpg

まあメカデザインの人の同人とかでもっといいのがあるのかもしれない。
メカのデザインは本当にいいですね。


トータルで『エピソード1はよかったよね』に。



エピ1の主任は体型がエロいよね。


まとめ
by ookami102 | 2015-06-01 13:39 | ロボゲスキー | Comments(0)