ロボゲスキー 第27回 『真・魔装機神 PANZER WARFARE』
ps1のシミュレーションRPG『真・魔装機神 PANZER WARFARE』
先週ライブレードだったのでその流れで。
色々あって一時バリエの増えた魔装機神とサイバスターの黒歴史の一つ。
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ゲームを立ち上げて、飛ばせないアニメ版魔装機神サイバスターのCM。
ショボい3Dと長いロード。後なんかボイス小さい。
何よりこんなの俺の知っているサイバスターじゃない!
なんて感じで当時も今もボロクソの評価だったこの作品。
俺も例に漏れないそれに賛成派だったんですが…
ちゃんと全部やってしまうと評価変わりました。というより無印より好き…? くらいの何かに。
スーパーロボット大戦Zのとある戦闘シーンでシルエットらしいのが映ったりして、OGなりに参戦の可能性が?
なんて事もないままZシリーズも最終作。7年の月日が。
その後追ってないのでどうなったのかは知りませんが。
設定的にはなにかしらあって別世界から飛ばされたラ・ギアスのサイバスターの右腕を解析されて作られたのがこちらの世界の魔装機たち。
無印最終作の魔装機神fでも腕が飛ばされる事もなかったので、まあそういうことねと。
いや正直数少ない真魔派の人間としてはあっちには出て欲しくないというのが本音のところ。
あのノリにまとめていい作品ではない感じなのと、黒歴史ならそっとしておいて欲しいのが。
というところでいいところを中心に紹介したい。
まずシナリオが一本道でちゃんとしていて面白い。
本家やOGにある嫌な感じ(詳しくは置いといて)部分がなく、90年代ファンタジー感溢れる…まあとりあえず余計な事あんまりしないで、変に話し膨らませたりその話で収められない伏線連発したり、シリアスな時はちゃんとシリアスで通してくれる…
地味ですがちゃんと収めてくれていて、一つの物語がちゃんと終わった感が気持ちいい。何よりスマート。
基本的には主人公とヒロインの二人のイベントに絞って進んで行く感じです。
特にヒロインの上司で女隊長は、肩肘張って生きてきて、サイバスターに拒まれ、妹に恨まれ、変な世界に飛ばされ…
二人に絞ってるせいか恋愛面もさほど取ってつけたようにならなくて鬱陶しくない。
というより無印がそこらへんアレすぎる。
つり橋効果からどんどん寄ってく感じが。姉さん女房寄りなところは無印を受け継いでいるのかもしれない。
マサキは最終的に年増もゴリラも捨てて、一番近くにいた最もいい女見つけましたけど。
話が進んで行くごとにどんどんかわいい人になっていく女上司(CV:田中敦子)
ロボットのデザインも地味ですが、トータルでは無印よりこっちの方が好みです。
いや無印のも大好きですが。
戦闘シーンではちょっとアレな3Dなのであんましわかんないんですけど、敵雑魚とか結構いいラインしてると思うんですよ。
問題は主となる魔装機神のデザインが本家に見劣りするところ。
マニキュアサイバスターなんて。呼ばれたりして。
でもガッデスはこっさの方がマッシブで好み。
ザッパーン!
こっちの水の精霊はきっと屈強なマッチョと見た。
ついでにいいところは無印にもライブレードにもなかった超巨大兵器との対決。
設定上デカいヤツは他の二作でもあるんですが、この絵面でワクワクしてえんですよ。
まあ弱かったけれど。
対MA戦は大事よね。
後はまあ…OPいいですよね…
OPだけならアニメ版もよかったけれど。
悪いところもいっぱいあるけれど。むしろ悪いところが絶望的なんだけれど…
中盤版から一機で…になっちゃったライブレードと違い、いやむしろ同じ方向で、こちらは魔装機神4機しか動かせなくなります。
ある意味タイトルに偽りはないのかもしれませんが、ドロンボー一味は置いておいて副隊長とかもっと育てたかったよね。
ロードやシステムに関してはなにも言うまい。
【資料編】
完全攻略ガイド。
必勝法スペシャル。
必勝攻略法。
中身はどれも似たようなもので資料になるものなし。
何より全部ゲームパッケと同じポーズのサイバスターってのはどうなのよと。
気合見せろ気合。
いやちゃんとした機体の設定画とか欲しいです、本気で。
俺はいいと思うんだけど、ストーリーがいいつっても、ゲームは苦痛だしとてもやってみろとは言えませんが…
【まとめ】