ロボゲスキー 第17回 『超鋼戦紀キカイオー』
「重装甲陸戦兵器」
『ワイズダック!!』
DC『超鋼戦紀キカイオー』
アーケードゲームをドリームキャスト用に移植した3D格闘ゲーム。
移植っていうけど、3Dのモデリングとかも大分アーケード版より改善され、色んな要素も増えて単純にバージョンアップ版という気もする。
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アーケードで出たころ学生さんだったので、ゲーセンには毎日のように通っていたのでよく覚えてますが…
まあ格闘ゲーム全盛期の頃で、ゲームセンターもにぎわってた頃です。
そんな中、稼動して二週間もすれば閑古鳥だったのを覚えてます。
まあ大味なバランスとマニアックな見た目とノリ、キャラクターの性能差もかなりのもので、対戦格闘ものとしてはちょっとな感じだったせいかなと。
ガチでやる対戦向きじゃないよねぇ。
カプコンの格闘ゲームの中でも難易度はかなり低めなので、3000円くらいで全エンディング見てやるぜーって当時やってました。
その頃にはもう俺くらいしかやってなかったしね…
メカデザイナー、今はアニメ監督として有名な河森正治が持ち込んだ企画らしくて…
色々なロボットアニメぽいキャラとロボがそれっぽいやり取りを技を出してくれる、キングオブロボゲーの一つ。
ロボゲーに大事なものはオリジナルティよりあれっぽさ ! 見た事あるのにちょっと似たアレ!
それの詰め合わせ。最高です。
ガンダムっぽい、マジンガーぽい、ゲッターぽい、エヴァっぽい、マクロスぽい(セルフパロディ)…もろもろもろ
このゲームのいいところは基本パロディだけれど、ちゃんと面白さや熱さを保っていて、ふざけているだけではない所。
ふざけてるところはふざけ切ってるのがまたいいところか。
元ネタをネタにはすれバカにしてないところが好感をもてます。
ゲームとしてはボコる→スチームダッシュ→ファイナルアタックが大体共通なので、クリアするだけなら結構簡単。
ファイナアタックってのは敵のHPが減ってくると使えるようになるとどめ技。
スカッたり不発だったりするととても悲しい。
ともあれ個々のバランスはともかく、元ネタありのパロディだけあってバラエティにとんだキャラと攻撃はつかってて楽しいです。
バランスより演出をとった結果なんでしょうが、個人的にはナイスでした。
DC版ではカラオケモードや元のとは別にアニメーションでOP作ったりとやりすぎ感があってすばらしい。
…採算取れたのかしら。
ともあれ今でも年に数回はキカイオーのためだけにDCを起動する感じで。
そろそろどこかで移植とかされませんかね。
難点はアレ、フルボイスでやり取りさせてるのに全体的にすごい早口になってて残念。
いや元ネタに縁のあるいい声優使ってるんだコレが。
『資料編』
公式ガイドブック。
ロボットの原案や河森正治のインタビューなど。
ロボの資料などは↓と共通しているのも多めですが、ちょこちょこ載ってないのがあったりで。
うーん細かい。
そして格闘ゲームといえばゲーメストムック!
『ゲーメストムックVol.163 超鋼戦紀キカイオー魂』
大きい! 資料いっぱい! うれちい! 魂ィ!
ストーリーの台詞が全部書き出してあったり、かなりのページ数の資料を載せてるので、絵描きにはとてもありがたい一冊。
津島直人のイラストが三枚も載ってるぞ!
資料としてはまあこたらが圧倒的。
しまったシークレットファイルが見つからない。
サントラ。
ドラマCD。
サイバーボッツの時も思ったけど違う声優がやってたりしてびっくりする事がある。
サオリが17歳て。
『外伝編』
タツノコVSカプコンのエンディングやらブロジェクトクロスゾーンでデビロット姫を吹っ飛ばしたりで…
たまーに忘れた頃に顔を出してくれてうれしい。
【まとめ】