ロボゲスキー 第16回 『ヘキサムーンガーディアンズ』

PS用シミュレーションゲーム、ヘキサムーンガーディアンズ(HEXAMOON GUARDIANS)
当時よくあったアニメーション推しのロボゲー。
ザ・ムーンとゴッドマーズを足した感じのロボが印象的。
子門真人風のOP曲とかいいですよね…
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敵が決まった時にしか襲って来れない設定なので、それまでは大体学園内生活をアドベンチャーで楽しんだ後、戦闘はシミュレーションゲームな感じのアレ。
元々は恋愛シミュレーションにする予定だったとかで、ここ選択肢だったのだろうなあという変な話の流れと間があったりします。
基本フルボイスだからちゃんと個々のルートとか作ってたらかなりの音声データ量とかになるんだろうなと思いつつ。
こういう、話の展開で一話ずつ順々にヒロインキャラが出てくるタイプのギャルゲーは後のヤツほど損よね。
最後のやつが仲間になって一話くらいでクライマックス突入で個性見せられないままとかね。
という面で普通の一本見たにしてよかったねって。
影薄いもんカグヤ(最後に仲間になるヒロイン)

まあ恋愛ゲーにして葦浦さん落とさせろとかって人もいるかもしれない。
特筆すべきは合体するスーパーロボットタイプのロボットというところ。
主人公、というかヒロインの乗る主役機がロケットパンチ付いてる人型ロボで、鳥ロボ、ライオンロボと続き、最後は六神合体!

6体もいるとまあ、大体のロボットのお約束は入ってるのでかなり満足感。
シミュレーションパートは序盤から中盤は油断すると一機くらいやられるかも?程度の難易度で、戦力が揃っていく後半になるにつれて簡単になっていきます。
ドラゴンガイヤーに合体できるようになってからはもう負ける要素はなくなるくらいのもので。
話的なラスボスはシナリオ上で倒しちゃうから余計ね。

何はともあれドラゴンガイヤーがまたかっこいい。
武器がジャベリンってのがまたいいよね。
当時のスーパーロボットもののお約束金色化。

ここからイベント戦闘!
敵は死ぬ!
正しくは龍形態になるんだけれど。
敵味方あわせてアニメムービーはかなりの量で、そのほとんどをロボに割いてるのが素晴らしいところです。
アドベンチャーパートのキャラ達もヌルッと動きます。
が、何かキャラの周りの黒枠がシャギシャギで汚くて。何回も動いてると、もういいですからはやく先進んでってなってくる感じは否めませんが。
あと学園パートの話が結構長くて間延びしてあまり面白い内容でもない感じなのが。
キャラはいいんですが。

ゲーム画面はこんな感じ。
ゲームとしては特に詰まることもなく、隠し要素もない一本道なので、ロボやキャラのデザインにクるものがある人にはお勧めです。
俺はストライクバッターアウトでしたと。
【外伝編】

漫画版が一冊。
とゃんとゲームスタッフのシナリオと絵なのでそれだけで本編好きならアリですが、ゲームとは繋がらない話です。
設定も違うし、キャラの性格も立ち位置も。
一巻ものでまとめる為のキャラの性格になってるので、ゲームよりキャラが走っていて話的にはこっちの方が面白かった。
本編で影の薄かったカグヤもいい感じで目立ってたし。
こっちの性格でゲームやりたかったなー。

こう…なんとか、ふとももと谷間で戦うしかないPSのギャルゲ…イイよね。
一方そのころ、セガサターンはさきっちょとパンツを出していた。
という感じで。
【まとめ】