ロボゲスキー 第1回 『機甲兵団J-PHOENIX①』
クソゲー率も高いけれど、それだけに安価で手に入りやすいし、広い心でやったらいいじゃん?
を助長させたい目的のロボゲーレビュー。というか紹介。
そんな感じで第一回はPS2で6作出ている 『機甲兵団J-PHOENIX』
『機甲兵団J-PHOENIX 序章篇』
『機甲兵団J-PHOENIX』
『機甲兵団J-PHOENIX バーストタクティクス』
『機甲兵団J-PHOENIX コバルト小隊篇』
『機甲兵団J-PHOENIX2 序章篇』
『機甲兵団J-PHOENIX2』
実質4本なのは秘密だ。
XBOXに一作移植されてますが、私はやった事ないです。
ゲーム性は大味なアーマードコア。
に、ヒロイックさをプラスした作品。
つまりロボットのパーツを組み合わせてミッションをこなしていくタイプのアレ。
それだけにロボゲーではわりとオススメしやすいちゃんと(?)したゲームになっています。
最低限初期PS2クオリティを満たしていて、多少難はあってもロボット者ならずともゲームとしてお勧め出来るレベルです。
言うてもこのジャンル多少どころではない難が多いから…その中ではとても良心的です。
アーマードコアのシステムで胸にライオンついてるロボとかメイドロボとか作って動かせる!
と聞いて心踊る人向け。
私がそれ。ええそれ。
ただし期待値は同時期のアーマードコアマイナス30点、くらいの気持ちで挑もう。
それでは個別に紹介してみましょう。
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まずは機甲兵団J-PHOENIXとその体験版の序章篇。
序章編はいわゆる体験版です。さわりがちょっと出来ますよー。
しかしコレ買ってやってないと手に入らないパーツとかありますよー。
というわりとタチの悪い手法。
それはさておき、体験版部分は置いておいて、この序章編のすばらしいところはグラフィティモード。
主要な機体とキャラクターを女性キャラが絵とともに紹介してくれる。
ここらへん関連書籍が情報に乏しいので、資料としては重宝します。
そして機甲兵団J-PHOENIX本編。
後のシリーズでどんどん薄くなっていったストーリー性が一番強く難易度バランスもいいため一番オススメしやすい優れた一作目。
何より後のシリーズに付きまとうダルさがない。
私もコレが一番好き。
さてCG(ロボのモデリング)のレベルは当時にしては十分…とまでは言いませんがショボくないライン。
機体デザインコンセプトに有名メカデザイナー使っているだけあって格好良くて惹かれます。
しかしまあキャラの方がなんか…Windows95のパソコンゲーム(非エロ)みたいな感じでなんか。
いや大好物ではありますが。オススメポイント。
後半に長い演説をバックに戦うミッションがありますが、よく聞いてみるとアレこれ何言ってんだろうこの演説…?
となるのでここらへんの適当さもオススメポイント。
届くメールとか作戦概要とか変なテキストが多い。楽しい。
ビールを100万ダース用意しておけよ!
色々荒いけどロボゲーとして色々アツいよね!ってのが詰まっている良作(ロボゲーとしては)。
無駄にでかい限定版も出たバーストタクティクス。
新機体新キャラを投入した無印と同じ時間軸のお話。
お話とは言ったもののストーリーらしいストーリーはあまりなく、ミッションこなしてたまに会話が入るくらいのものに。
かっこいいロボットでっち上げてドリルやパンチでぶっちぎるぜ!な楽しさはそのままであるが、やはりストーリー感が薄いとノりづらい。
難易度も高くなっててアクションオンチの俺には中々きつかった。
ストーリーは薄いものの、無印で生死不明のまま終わったグレンリーダーが助かるため、それだけの為に根性でやった。
J-PHOENIXの中では一番オススメできない作品かも。
OPムービーで大々的に使ってる武器が本編では使えないという謎があったりする。
グレン小隊からコバルト小隊へと主役が移ったコバルト小隊篇。
アルサレア戦役(前作までの話)の後の話。
若干ゲーム性が変わり純粋にゲーム性としての完成度は一番高いかもしれない。
キャラ絵が若干少年漫画チックになり、タカラ!って感じがして好き。
これにストーリー性がガッツリ入ったら最高だったのにな。惜しい。
ここから先の作品は一巻ごとに萌え萌えアニメDVDが付くので、ゲームはともかくそっち目当てで買うのもいいかもしれない。
シリーズ最終作(今のところ)の2とその序章篇。
序章篇をやらないと埋まらない項目があり、パーツが手に入らないどころかコンプリートが埋まらない。
そしてアニメDVDの2話目が入っているので色々収まりが悪く、無視できない体験版。
この体験版の時点ですでにダルイという罠が…
レガルド小隊が主役で、またアルサレア戦役に舞い戻った2。
だがもうストーリー性なんて欠片もないので、なんか2から作られたキャラっている価値があるのかしらと思える悲しさ。
無印のキャラや漫画やアニメのキャラも出てくるので特に要らない子達に。
操作性が変わってまた新しい感覚で動かしていて面白いのは〇。
まではいいが、開発という項目で同じミッションを何回もこなさなければいけないという苦行が。
これがまあダルい上に項目も回数も多いからなんだか酷い作業ゲームに。
キャラ数は多いけれど大して絡みもなく話もないため、有名声優がやってるなんかのキャラを使って開発ミッションをこなすゲームに。
今までのシリーズのと違って中古でもワリと高め(つっても1500円くらい)なので手が出し難いかも。
他のと違ってあんまし数出してなかったのかもしれない。
最初の五本までは今だと300円以内で手に入るんじゃないかなあ。
ともあれお勧めするのは無印。無印で。
色々書き足りないので機甲兵団J-PHOENIX②(資料編)につづく。
いや1回で終わらせるつもりだったんだけど思ったより長くなりそうで…3回くらいで終わったらいいな。
【次へ】
【まとめ】
こう忘れたころに見ると頭悪くて最高なアニメかもしれないw
リップス商隊OVA込みとは言え体験版でフルプライス
そして体験版の段階から酷くダルくて退屈だった開発
これでかなり本編への期待を削がれて、それでも改善を信じて本編買ったら酷い作業要素はそのままで増量されて・・・
2の失敗がなければもう少し延命できたんではないかと思うと2への恨みは尽きません
2はまあ…なんであんな仕様にしちゃったんだろ(汗