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ですます口調

デスマスク長。
「デスマスク長、今日のマスクはどうしましょう?」
「アイマスクで」
「お前にはガッカリだ」
たまにはポッくんだってイメチェンしたいでしゅ。
こんばんわ。

原稿のオチにエスパークスを使ったら、思いの外同じ世代の人知らないでやんの。
おかしいなぁ。エスパークスと聞くだけで苦笑が出そうなものなのに。

『夕凪の街 桜の国』ロードショー。
ってな事をめざましテレビ見てたら、こうの史代の名前が出てビックリした。
『夕凪の街 桜の国』が色んな章とって代表作として有名なのは知っていたが、むしろギャグを描く事が多くて、そしてその軽い毒の含んだギャグが好きなタイプの俺は、すっかり『夕凪の街 桜の国』はないものにしていた。
しかし単行本確認してみると帯に『2007年映画化決定』って書いてあった・・・
個人的にはさんさん録長い道を連ドラにしてほしいんだけどもなぁ。
その昔、4コマをいくらか表紙買いした時の一冊に、こうの史代の『ぴっぴら帳(ノート)』が入ってて、そのまま単行本買いあさるように。
『夕凪の街 桜の国』は作者が広島生まれという事で原爆もの(というとちょっと違うが)なので、この時期にはピッタリか。
また金曜ロードショーで蛍の墓でしょうか。

ダイレンジャー名乗り集
素面の時のダイゴのキレが良すぎる。

vs導士嘉挧
導師打ち、か・・・

ゴーマは全員泥人形だった!
ぼろぼろぼろー。

ハルヒ戦隊
人の肉体はムチムチパッコン!
谷隼人の空中浮遊が見れるのはマスクマンだけ!
ショットボンバー全力集中!



↓オリジナル小説・ボウズマン5話の1。




第五話『移植開始』

戦闘のあった翌朝、トッシュが秘密基地にやってきた。
「へええ、そいつはすげぇな、追っ払ったってか」
ぐったりとボウズマンに身を任せているライクとサエジマ。
すでに帰って来た時の2人は心身ともに疲れており、ボウズマンによる説明をビブリーがトッシュに伝えたのだ。
「街の方はどうだった?騒ぎになってた?」
「いや、消灯のおかげで謎の家屋爆発って程度の騒ぎだ」
 この秘密基地が人里から離れているのも幸いしたようであった。
「ボウズマンもボロボロか・・・また修理のし直しだな」
 トッシュはボウズマンの焦げた両腕を見て言った。
「・・・それについては、前よりは簡単に済みそうだ、ぞ」
 サエジマがダルそうに顔だけ上げると話に入ってきた。
「なんでだよ?」
「ほとんど無傷の新型のセルを確保したんだ。そいつを使って修理どころかパワーアップ、だな」
 と、そう言うと力尽きて首を落とした。
「良くわかんないけどよ、規格とか、そういうの問題ないのか?」
 トッシュはサエジマは受け答えが出来ないと見て、ビブリーに話を振った。
「サエジマくんは問題ないって言ってたよ。だからきっと大丈夫なんだよ」
と、ビブリーは倒れている二人に毛布をかけた。
「とりあえずは休息が第一だね。今日は学校なくてよかったよ」
「だな、じゃあ俺も二度寝と行くか」

昼過ぎにファニーがやってきた。
「なあに、昼までぐうたらしちゃって」
 ボウズマンの上まであがってきたファニーは並んでボウズマンに背をつけて寝ている四人組にあきれた声を出した。
『やあ、ファニー』
「はあい、ボウズマン。なんたる事?この体たらくは」
 と、横目で寝ているトッシュ達をちらりと見た。
『色々大変な事があってね。寝かせておいてあげて欲しい』
「トッシュも?」
『トッシュは別におこしてもいい』
 その答えににんまりとしたファニーは、寝ているトッシュの鼻をきゅっとつまんだ。
「ん、んがっ!ぶはっ、ななな、なんだぁ!?」
「はあい、お目覚め、おねぼうさん?」
「・・・二度寝だから寝坊はしてねぇ・・・何だファニーか」
 トッシュは伸びをすると立ち上がった。
「みんなのお弁当作ってきてあげたの。並べるの手伝ってちょうだい」
「おいおい、またあのカブトムシの匂いのするハンバーグじゃないだろうな?」
「いつの話してるの、レディは常に進化するものよ?」
 と、持ってきたバスケットを自信ありげにドンと置いた。5人分だからかなり詰まっていそうだ。
「・・・食べ物の匂いがする」
 ビブリーが匂いに誘われ目を覚ました。
「はらぺこクマが嗅ぎつけたぞ」
 続いて他の2人も起きてきた。
「・・・首が痛い」
 サエジマが首を抑えながら起きてきた。
 ヘンな方向に首を傾けて寝ていたので、寝違えてしまっているようだ。
「サエジマくん、ちょっと臭うわよ・・・ちゃんとお風呂はいってる?」
 サエジマはそうファニーに指摘されると、頭をぼりぼりと掻きつつ、腕を鼻に近づけた。
「そういや、ここんところ入ってないな。臭うか」
 サエジマはずっとボウズマンにつきっきりだったようだ。
「やっだ、ふっけつ!?」
 ファニーは鼻を抑えてサエジマから後ずさる。
「ここ、一応風呂もあんだぜ、教えといてやるよ」
 ライクがサエジマの肩に手を回して体重をかけて言った。
「首が痛いっつってんだろ」
「だははは、まあまあ、こっちこっち」
 と、そのまま連れて行ってしまった。
「何だよ、仲良くなっちまって」
 トッシュは2人の後姿を見ながら、嬉しそうに呟いた。

つづく。
by ookami102 | 2007-08-03 00:06 | Comments(0)