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他の人に見られて噂されるのとかイヤだから

藤崎メ。やった事ないけど、ときメモ。
とりあえずナオト君以外の主人公は認めません。そんな世代。

古本屋で手に入れた「とんで!小鳥ちゃん」
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小学生当時、ぴょんぴょん本誌で読んでました。私、二歳違いの姉がいるもんでええ。
なんか好きだったなーと思いつつ。
調べてみるとこの作者、二回ほど名前を変えてレディコミでドギツイのを描いてたそうな。
検索したら、ヌけるレディコミってスレッドで名前が出てた(大汗)
小野敏洋とかおちよしひことか・・・小学生の時に読んでた漫画家とかがエロい方に行ってると、かなりショックだなぁ、いい年ぶっこいても。
小野敏洋なんか特にアレだから(大汗)
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スパロボWでイーベルのリアクター・ボルテッカの時の曲がいいなぁ、ほしいなぁ・・・とか思ってたら、持ってました(汗)
高校一年くらいの時に京都で安売りしてたんだ、100円くらいで。
本編見たことないケド、当時ラジオ聞いてたからラジオドラマは全部聞いてたし。
「私って・・・Cがまだなんです!」(サブタイトル)
ブレード2見たいんだけどなぁ。1は作画安定しないから疲れるし。
国府田マリ子がスパロボ初参戦だと思ったのになぁ。声が出ないスパロボだとは。
テッカマン色々。
ブレード2レビュー

妄想で設定が出来て来たので、小説を書こうかと。
50話くらいで終わればいいかなぁ。飽きたら打ち切りで。
↓SD戦国伝・武者アストレイ・プロローグ

                     プロローグ『阿須家動乱』
 快晴なる午後のひととき、阿須家の3兄弟、誤悪留怒(ごおるど)、零怒(れっど)と、まだ幼い武留宇(ぶるう)は剣の鍛錬に精を出していた。
 特に次男の零怒(れっど)は剣の腕にかけては兄弟内に限らず、阿須城の中でもそう勝るものがいない使い手になっていた。
 長男の誤悪留怒(ごおるど)は剣の腕こそは零怒(れっど)に多少劣るものの、その才覚は次代の阿須家を統治するに十分な能力を有していた。
 三男の武留宇(ぶるう)もそんな兄達を目標とし、日々鍛錬を怠らない。
 そんな中、ふいに父である阿須乱(あすらん)に3人揃って呼び出される。
 座敷に3人ならんで、父と向かいあうよう、正座する。
 ここで、阿須家についての説明をしておく。
 王武(おうぶ)とは大まかに晴嵐家(せいらん)愚楼途家(ぐろうど)等の5部族からなる複合国で、阿須家はその5部族の一つ明日覇(あすは)家に仕える従属国である。
 現在の王武は明日覇家(あすはけ)が代表として統治している。

 阿須乱(あすらん)は小さく言葉をためた後、口を開いた。
「誤悪留怒(ごおるど)よ、すでにそちは、この阿須家を継ぐに相応しい器となった。
 なので、これからはお前にこの国を任せてしまおうと思う」
 父の言葉に少なからず3兄弟に動揺が走る。
「零怒(れっど)と武留宇(ぶるう)は兄を支えるのじゃ。三本の矢という話があってだな・・・」
 父がこの話をしだすと長いので、誤悪留怒(ごおるど)は一つ小さくセキをする。
「分かりました父上、この身を賭して阿須家・・・いえ、王武のために尽力していきます」
「うむ」
 誤悪留怒(ごおるど)の言葉に阿須乱(あすらん)は満足したように頷いた。

 その夜、異変を察し目を覚ました零怒(れっど)の目に、燃え盛る阿須城と、多数の曲者が城に侵入して来ている光景が広がっていた。
 零怒(れっど)は刀を持って飛び出すと父の元に急いだ。

その頃の阿須乱(あすらん)の寝床には、誤悪留怒(ごおるど)により首に刃を当てられた阿須乱(あすらん)の姿があった。
「乱心したか誤悪留怒(ごおるど)!」
「父上・・・あなたは言いましたね・・・私に、この阿須を任せると」
誤悪留怒(ごおるど)の顔が邪悪に歪む。
「足りぬのですよ父上!私の器はそんなものではない・・・阿須家などという小さな国の城主に納まるような、あなたのような小者とは違う・・・
いずれは王武・・・いや腐乱都(プラント)や練業(れんごう)すらこの手の内に入れてご覧に入れます!」
「己が野心に飲まれたか誤悪留怒(ごおるど)!」
「野望も持てん父とは違う!」
誤悪留怒(ごおるど)がそう言って刀を引くと、阿須乱(あすらん)の首がポトリと落ちた。
「・・・・・・貴様は、親殺しをやったか!?」
直後に駆けつけた零怒(れっど)はその惨状を見て、すべてを理解した。
「零怒(れっど)よ、貴様の剣の腕は惜しい・・・我が兄弟でこの王武をおさめようぞ!」
「父殺しの言葉か!」
 零怒(れっど)が斬りかかると、誤悪留怒(ごおるど)はそれを受け止める。
「兄を支えろ、と、父上も言っていたではないか、ええ?弟よ」
「貴様なぞが、もはや兄であるものか!」
父の亡骸の傍で兄弟が殺しあう。
 火の手が広がり、2人の間を囲むように火が回り始めてきていた。
「答えろ誤悪留怒(ごおるど)!貴様の後押しをしているのは何者だ!」
「死に行くものの耳に入れる言葉なぞあるものかね、弟よ!」
 火の手にひるむことなく兄弟は怨念をぶつけ合う。
「兄上!」
 そして、そこに幼い弟の武留宇(ぶるう)の声が響く。
「・・・兄上、これは・・・?」
 父の亡骸、燃える城、刀を持ち対峙する兄達。この凄惨な光景に呆然とする武留宇(ぶるう)。
「弟よ、この兄の元に来い!覇王道を共に進もうぞ!」
「ならぬ!それぞ畜生道!耳を貸してはならぬ!その男すでに畜生に落ちた悪鬼・・・父の変わり果てた姿を見よ!」
 零怒(れっど)の言葉に武留宇(ぶるう)は父の亡骸に目を向ける。そして信じられないというように誤悪留怒(ごおるど)を見た。
「弟よ、兄は父を越えたぞ!」
 誤悪留怒(ごおるど)は笑みを浮かべて弟にそう言い放った。
 その瞬間、武留宇(ぶるう)の瞳に、哀れ憎しみ悲しみ・・・さまざまに感情のを込めた光が走った。
 ソレは、何故か分からないが、誤悪留怒(ごおるど)の神経を瞬間的にイラだたせた。
「・・・それが兄に向ける目か!」
 そう叫ぶと刀を弟の脳天に向けて振り下ろした。
 しかし、次の瞬間振り下ろしたはずの腕がなくなっていた。
「・・・なっ」
 振り向くと、零怒(れっど)の刀が、振り下ろされた形になっていた。
「・・・ぎひぃぃぃ!!」
自分の腕が切り落とされた事に気がつき、誤悪留怒(ごおるど)は何ともいえない悲鳴をあげ、激痛に耐え切れず、その場に転がる。
そして零怒(れっど)が再び刀を振り上げる。
しかし、その腕を止めるものがいた。見ると武留宇(ぶるう)がその腕を無言で抑えている。
 零怒(れっど)はゆるり刀を収めると、切り落とした誤悪留怒(ごおるど)の腕を拾い上げた。
「・・・利き腕をなくしても貴様が事を成せるか、拝見というところか」
 そう言って武留宇(ぶるう)を抱えて部屋を出て行った。
「ぐおぉ・・・許さぬ・・・許さぬぞぉぉ零怒(れっど)・・・零怒ぉぉぉぉ!!!」
誤悪留怒(ごおるど)は傷口を抑え、零怒(れっど)に対する怨念を吐きつづけると、そのまま炎に包まれた。

 襲い掛かってくる下忍仁(げにん じん)を切り捨て、零怒(れっど)は城の屋根まで出ると、指笛を鳴らした。
 すると零怒(れっど)の飼っている鷹、符雷飛(ふらいと)が飛んで来る。
誤悪留怒(ごおるど)の腕と弟を抱えながら、零怒(れっど)は符雷飛(ふらいと)の足につかまり、燃え盛る阿須城を後にした。
 
 この兄弟達が再び出会うには、幾時かを要する事となる。

続く。 
by ookami102 | 2007-04-02 13:59 | Comments(0)